みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。コロナが流行りだして、1年が経ちました。この1年で日常生活が大きく変化した方も多いのではないでしょうか?
私もちょうど1年前に保健師となり、コロナ禍の中で大きな環境の変化を迎えることに不安でいっぱいだったのを覚えています。コロナにより不要不急の外出を控える、テレワークの推奨など、新しい生活様式が浸透してきたとは言え、どこか慣れない部分もあるのではないでしょうか。
生活や環境の変化は気がつかないうちにストレスとなり溜まっていることがあります。
Q:ストレスを溜め込むとどうなるの?
A:脳のはたらきが低下し、正しい判断や行動がとれなくなってしまいます。脳のはたらきが低下して機能しなくなると、うつ病の発症に関連するとも言われています。
また、ストレスに耐える力が弱くなり、普段は感じないストレスも必要以上に感じて溜まり続けてしまいます。
【ストレスを溜めないセルフケア】
睡眠・食事・休養をしっかりとることは、ストレスに強いカラダを作ります。また、ストレス対処行動をとることで、自分のこころとカラダを守ることができます。
今回は、基本の生活ポイントとストレス対処行動の中でも「思考の切り替え」方法について、ご紹介します。
◆規則正しい生活リズムのポイント
□ 就寝・起床時間は、休日も平日も同じ時間とする
□ 朝食をしっかり摂る
□ 寝る5時間前のカフェインやアルコールは避ける
□ 適度な運動をする(ウォーキングやサイクリング等)
◆気持ちを切り替えるポイント
□ 「なるようになる」「このくらいでよい」と考える
□ 苦手なことがうまくできるイメージをする
□ できるだけ問題について考えないようにする
ストレスを感じる前に、ご自身に合ったセルフケア方法を取り入れて、ストレスに強いこころとカラダで新年度を迎えましょう!