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臨床心理学外短期実習を当会にて実施いたしました。

平成30年5月18日、追手門学院大学大学院心理学研究科心理学専攻臨床心理学コースの「臨床心理学外短期実習」を実施しました。対象は1年次学生11名。産業領域における心理職の仕事について学んでいただきました。
産業領域においては、産業医や保健師との連携も非常に重要であるため、まず壬生保健センターにおいて、森産業医と梶岡保健師がそれぞれの役割について講義を行いました。その後、御池メンタルサポートセンターでは、水本臨床心理士が一次、二次、三次予防など産業メンタルヘルスについて詳しく講義しました。

【壬生保健センター】

産業保健とは何か、産業医とはどういう医者か、という点についてレクチャーしました。たくさんの質問を戴き、ありがとうございました。日常では滅多に会うことのない産業医の生態について、少しでも興味を持って戴ければ幸いです。
(京都工場保健会 産業保健推進室 森産業医)

 

産業保健について聞く機会は、恐らく初めてと思われるにも拘らず、深い質問をいくつも頂き驚きました。熱心に聞いて頂きありがとうございました。
(京都工場保健会 保健指導課 梶岡保健師)

 

【御池メンタルサポートセンター】

近年、産業心理職は不調者への個別対応だけではなく職場環境改善や生産性向上にも力を発揮することが期待されており、この領域における心理職の役割は広がりつつあります。そういった時勢の中で機能している産業心理職の工夫や産業医や保健師と協同する際の留意点など、少しでも今後の参考にしてもらえれば嬉しい限りです。
実習の最後に、産業領域に興味が持てた人は?働きたいと思った人は?との私からの問いに多くの学生が手をあげてくれたのも嬉しい体験でした。この領域で一緒に働ける日を楽しみにしています。
(京都工場保健会 御池メンタルサポートセンター 水本臨床心理士)