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公認心理師養成心理実践実習を当会にて実施いたしました

令和4年5月13日、佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻修士課程の10名を対象に公認心理師養成心理実践実習を行いました。
最初に、壬生保健センターにて益田 産業医と梶岡 保健師が講義を行い、その後、御池メンタルサポートセンターに移動し、山根 臨床心理士・公認心理師が講義を実施しました。

 


【壬生保健センター】益田 産業医

産業医の仕事、目的について講話をさせていただきました。今回の講話作成を通して、私自身も改めて自身の職務を振り返ることができ、大変貴重な機会となりました。学生の皆さんにとって初めてお聞きになるような話も多かったと思いますが、熱心に聴講いただき、実務に即したご質問もいただきとても有意義な時間となりました。今回の機会を通して産業保健のことを身近に感じていただければ、とても嬉しいです。

(京都工場保健会壬生保健センター 益田 さやか)


【壬生保健センター】梶岡 保健師

熱心に聞いて頂きありがとうございました。守秘義務と情報共有の匙加減等、私自身も難しいと感じていることについて早速ご質問をしていただき、驚きと感心と喜びがありました。また、我々産業保健スタッフのメンタルについても心配するご意見等、さすがメンタルヘルス専門家ですね。メンタルヘルスを整えるニーズはますます高まっていると肌で感じています。人と仕事の適合を図る産業保健に興味を持っていただけたら嬉しいです。

(京都工場保健会壬生保健センター 梶岡 恵子)


【御池メンタルサポートセンター】山根 英之 臨床心理士、公認心理師

産業メンタルヘルス分野における近年の状況を解説し、働く人々を取り巻く状況の変化や産業領域における関わる心理職に求められることを中心に解説させて頂きました。産業領域では、産業医や保健師などの産業保健スタッフとの連携が大切で、対個人だけでなく組織に関わることが大切なこと、働き方が変化していく中で職場の風土改善にも関わる機会があることをお伝えしました。
今回の実習を受けて、一人でも産業保健領域に関わってみたいと思う方がいらっしゃればとても嬉しく思います。積極的にご参加いただき、ありがとうございました。

(京都工場保健会御池メンタルサポートセンター 山根 英之)