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公認心理師養成心理実践実習を当会にて実施いたしました

令和2717日、佛教大学大学院教育学研究科臨床心理学専攻修士課程の1年生8名を対象に、佛教大学二条キャンパスにて公認心理師養成心理実践実習を行いました。

梶岡保健師と中嶋産業医、内田臨床心理士(公認心理師)がそれぞれ講義を実施しました。

梶岡保健師
今年の実習は、学生さんも講師もマスク姿でしたね。新しい実習様式の中、熱心に聞いて頂きありがとうございました。
ウイズコロナ、働く環境の激変から、職場が求める適応力にも大きな変化が出てきていると肌で感じています。お伝えした保健指導の面接等はいつまで続けられるか?疑問ですが、人と仕事の適合を図るという産業保健の目的は変わらないと思います。
(京都工場保健会 壬生保健センター 梶岡 恵子)

 


中嶋産業医
熱心に話を聞いてくださっていた姿がとても印象的でした。
産業保健、産業医について、お話しさせて頂きました。まだすべての企業というわけではないですが、企業には産業医がいて、従業員の健康を守る役割の一端を担っているということを覚えておいて頂けると幸いです。ありがとうございました。
(京都工場保健会 壬生保健センター 中嶋 知恵)

 


内田臨床心理士
産業領域に関わる心理職がどのような業務を行っているのかを理解していただけるように解説を行いました。産業医や保健師などとの連携がなければ産業保健でのサポートが回っていかないという点ついては特に重要であることをお伝えしました。我々は産業保健のサポーターであると同時に、自身も労働者でありサポーとされる側であることも忘れてはなりません。労働者一人一人が元気に笑顔で仕事をすることの重要性を考えられるきっかけになりましたら幸いです。
今回の実習を受けて、一人でも「産業保健領域で働いてみたいな」と感じられた方がいらっしゃればとても嬉しく思います。積極的にご参加いただき、ありがとうございました。
(京都工場保健会 御池メンタルサポートセンター 臨床心理士 内田 陽之)