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健康いきいき職場づくりフォーラム夏季シンポジウムの報告

去る7月4日、東京大学医学部2号館3階大講堂にて「健康いきいき職場づくりフォーラム夏季シンポジウム」が開催されました。参加対象者は、企業の人財部門の経営幹部や管理者、労働組合の幹部など。登壇者の一人として、当会御池メンタルサポートセンターの臨床心理士、内田 陽之が発表しました。

シンポジウムテーマ
労働生産性の向上に寄与する健康増進手法

労働生産性の向上に寄与する健康増進手法について、実証的な研究成果や先進的な企業の取り組みについて多様な視点から議論が行われました。


於:東京大学医学部2号館3階大講堂

※本発表は、慶應義塾大学の島津明人先生を研究代表者とする『労働生産性の向上に寄与する健康増進手法の開発に関する研究』の一部として弊会が協力させていただいた内容についての発表を行いました。

良質な「働き方」を進めていくためには、生産労働性と労働者の健康増進がトレードオフの関係にあってはなりません。
労働者がいきいきと健康に働いていくことが労働生産性にもつながります。今回の発表を通じて、この領域における最先端の取り組みを行っておられる先生方のお話をうかがい、労働者の健康を支えていくことの重要性を再認識でき大きな刺激をいただきました。
残念ながら労働力人口の減少はこれからも続いていきます。だからこそ、人は「材料」でなく「財産」であることを忘れず、職場の活性化や労働者の健康の為、微力ながら尽力していきたいと考えております。(京都工場保健会 御池メンタルサポートセンター 臨床心理士 内田 陽之)

本研究は慶應義塾大学 総合政策学部島津 明人 研究室ホームページでご覧いただけます。
このホームページからは『職場環境改善へのポジティブアプローチマニュアル』など各種ツールもダウンロードできます。