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尿中有機溶剤

尿中有機溶剤濃度(尿中VOC濃度)検査のご案内

尿中有機溶剤濃度(尿中VOC)について

当検査所では、尿中有機溶剤(尿中VOC)の検査を行っております。

この検査は、労働者の健康障害を引き起こす恐れのある有機溶剤がどの程度体内に取り込まれたかを調べる検査です。

当検査所で尿中有機溶剤の検査をおこなっている溶剤の種類は以下のとおりです。

当検査所で検査が可能な溶剤一覧
トルエン キシレン エチルベンゼン
メタノール ジクロロメタン メチルエチルケトン
テトラヒドロフラン アセトン メチルイソブチルケトン

こちらが検査風景です

尿中の有機溶剤の検査は作業者の健康管理および作業環境のリスク管理に有効な手段です。
尿中のメチルイソブチルケトンの検査は、令和2年7月の法改正で、医師が必要と認める場合に1次健診で実施する項目になりました。

またトルエンの代謝物である馬尿酸は、ある種の食品・飲料・製剤の摂取によっても体内で生成されることが判明しています。
この影響によって、トルエンのばく露量が少ないのに関わらず馬尿酸値が高くなる場合があります。この影響を無くするためには、対象の有機溶剤そのものを測定する尿中のトルエンの検査が有効です。
作業環境や作業方法に問題が無いのに馬尿酸が高値に検出される場合は尿中トルエン濃度検査をお勧めします。

CONTACT

お問い合わせ

当検査所は労働衛生検査に特化した衛生検査所で、主に作業者の生体試料(尿・血液・血清等)中の有害物質もしくはその代謝物を測定しています。検査のご依頼や不明な点がありましたら、お手数お掛け致しますが下記よりお問い合わせください。