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労働衛生検査とは

労働衛生検査とは

労働衛生検査とは作業者の有害物曝露状況を把握するための検査です。

労働衛生検査項目は作業者が取り扱う有害物質の種類によって異なります。検査項目の中には労働安全衛生法で検査が義務付けられているものや、有害物の曝露状況を管理するため、事業者が任意で検査を行うものがあります。

尿や血液等を検査試料としており、試料中の有害物質または有害物質の代謝物濃度を測定することで、作業者がどの程度有害物質に曝露されたかを把握することができます。

この手法を生物学的モニタリングといいます。

  • 有害物質

    有害物質

    作業環境中の有害物質は、作業者の体内に取り込まれます。

  • 作業者

    作業者

    体内に取り込まれた有害物質は代謝されて尿中に排泄されたり、血液中に溶け込んだりしています。

  • 労働衛生検査

    労働衛生検査

    尿中や血液中の有害物質や代謝物の濃度を検査します。

なお、生物学的モニタリングは、作業者が健康かどうかを直接評価するものではなく、尿、血液などに含まれる有害物質の代謝物等の濃度を分析し、その値によって曝露量の程度を評価することです。
この手法を用いることで、有害物質に起因する作業者の健康障害の予防に貢献できます。
当検査所で受託可能な検査は、「検査項目」をご覧下さい。

一方、作業場における有害物質の気中濃度を知るための測定を作業環境測定といいます。
良好な職場環境の形成には、労働衛生検査および作業環境測定の結果を総合的に捉え活用していくことが重要です。作業環境測定についてはこちら「環境保健部」

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お問い合わせ

当検査所は労働衛生検査に特化した衛生検査所で、主に作業者の生体試料(尿・血液・血清等)中の有害物質もしくはその代謝物を測定しています。検査のご依頼や不明な点がありましたら、お手数お掛け致しますが下記よりお問い合わせください。